2021-2022年
九州、福岡県糸島市に作られたある素材の陸上養殖に関するラボです。これも既存建物(住宅)を改修し実験施設に改修しました。実験施設のため建設コストを下げるべく、既存建物の中に箱を入れ込む、同じくわたしたちが茨城県河内町に設計した「ライステクノロジーかわち」と同じような考え方です。
日当たりのよい場所のため、屋根には太陽光パネル、テスラの蓄電池を配し、使用する電力の半分を再生可能エネルギーでまかなっています。
既存建物の様子。元々は住宅(別荘)兼スタジオで、持ち主はフリーのテレビディレクターでした。敷地は海の見える絶好な場所で、海に向かった吹き抜け空間がラボへの用途変更を容易にしました。
ラボの配置計画。家の中に箱を並べてラボとしています。隙間の空間は配管スペースで、メンテナンスや実験計画の進展による配管の自由な取り換えにも使用されます。
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